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有名な銘柄の多いトスカーナのワインですが、その最たるものが モンタルチーノのブルネッロ ではないでしょうか?今回ご紹介するワイナリーは、モンタルチーノの町より車で5分ほど離れた集落・ Sant’Angelo in Colle サンタンジェロインコッレ のふもとにあります。どどんと構える2本のチプレッソの間を通り中へ・・・なんだかワイン農家といっても、 リゾート系アグりのような、キレイに手入れされた環境 にまずうっとりしてしまいます。


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オーナーはリッカルド(写真右、左は ハイヤードライバーのジョヴァンニ です)、まだ30代後半で、200以上あるモンタルチーノのワイナリーで若いオーナーのうちの1人 だとか。少なくとも彼がおじいさんを引き継いだ頃は1番若かったのでは?ちなみに、彼のお父さん、創業者の息子さんは家業は継がずにお医者さんだそうです(孫が継いでくれて、おじいちゃんはさぞ嬉しかったでしょうね)。ちなみにリッカルド、1才になったばかりの女の子のお父さんで、訪問したこのが初日だった保育園の写真を見せてくれた “イクメン” でもあります。

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ワイナリーの見学は、外から開始。 総面積40ヘクタール のうち、20ヘクタールがブドウ畑、4ヘクタールがオリーブ畑。この日は11月の半ばだったので、当然収穫が終わっていましたが、前回10月行った時にはまだあった一角がもうブドウの木がなく、土が掘り返されていました。樹齢も30年経ち良いブドウを作れなくなってきたので、木の入れ替えだそうです。ブドウ畑のうち、 15ヘクタールがサンジョヴェーゼ種 、他の5ヘクタールがコロリーノとカナイオーロ、フランス種のブドウです。

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ここでも、 お客さんの質問に丁寧に、熱く語るリッカルド 、ほんまにワインに、仕事に情熱を持ち、そして喜んでお客さんを受け入れてくれるのが分かります。

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そして次は、 発酵タンク のある施設へ。発酵タンクもいろいろで、外にタンクがあるカンティーナもあれば、セラミックのタンクのところもあり。こちらは建物の地下で、各タンクの温度も管理できるようになっていました。どれも大きなタンクでしたが、普通の円柱だけでなくて、台形のちょっと可愛いタイプもありました。

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そして次の施設・・・ 樽がずらり と並びます。ここで各ワイン指定の年月で熟成させ、あの有名な ブルネッロやロッソ・ディ・モンタルチーノ ができるんですね。そして、近年できたばかりの 新しいテイスティングルーム へ!

部屋の両脇にはずらり、種類、年代の異なるワインが棚ごとに分けられています。

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正面には、数々のイベントの参加章だったり、そこで獲得した賞だったり(有名なワインガイド・ガンベロ・ロッソのトレビッキエーリ=最高評価も近年3回受賞 )大きなブルネッロのボトルがあったり、本のポスターも・・・このポスターの写真、実は 創業者であるリッカルドのおじいちゃん・ピエルルイージさんヴェロネッリ社 から出版されているワイン農家の物語シリーズのうち、モンタルチーノは2人選出されているのですが、1人はモンタルチーノの歴史あるワイナリー。そしてピエルルイージさんは、タイトル “L’altro Brunello(もう1つのブルネッロ)” の通り、モンタルチーノに移住してきて、伝統にとらわれずに ブルネッロを近代化・再生させた主役 の1人で、当時廃頽していた農業をも活性化させた人物だそうです。そしてこの偉大なおじいちゃんの亡き後、 たった19歳で後を継いだリッカルド 。若いけど立派&経験豊富なわけです。

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さて、テイスティングは ロッソディモンタルチーノ(2010年)とブルネッロ(2006年)の2本 。本当は IGTワイン もテイスティングリストにあるのですが、残念ながら完売!

sP1010353同じサンジョヴェーゼ100% ですが、熟成期間が最低1年のロッソと5年のブルネッロ、ワインが詳しくない私でも味の若さ?軽さ?が分かるし、ワインエキスパートの資格を持ってるお客様は色や香りも比べながら、じっくりテイスティグしてました。

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質疑応答はまだまだ続く・・・ただエノテカでワインを飲むのと、こうやって生産者の人と直接話しを聞いて飲むのではやっぱり全然違うし、その後に訪問したワイナリーのワインを飲む時も、 畑や生産者の顔がイメージできる っていうのがいいですね。私はワインに詳しくないですが、最近こうやってワイナリーを訪れ、テイスティングもし、生産者の話を聞いていると、非常に奥深い、そして面白いもんだなって思います。実際、以前に飲んだ別のブルネッロとここのブルネッロは全然違いました。DOCGワインですから同じ地域で生産、ブドウの品種や熟成期間などの条件もほぼ同じはずなのに、ワイナリーによって味が違う・・・それはブドウの作り方だったり、樽の種類だったり、生産者の好みだったり?ワイン談義はつきませんでしたが、レストランの予約もあったのでこれにて終了!といっても1時間半たっぷり満喫しました。

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ワイナリーへは車でしか行けないですが、 オルチャ渓谷のその他の村や見所 と合わせて、たっぷりこのゾーンを満喫して頂きたいです。例えば、モンタルチーノ+ワイナリー+ サンタンティモ修道院バーニョヴィニョーニ 。ワイン好きな方は、モンタルチーノともう1つの有名な産地・モンテプルチャーノをはしご!など、組み合わせ方は自由なので、  プランニングページハイヤー のページを参考にしてみてください。

【フィレンツェ発着テイスティング・カンティーナ訪問付きオルチャ渓谷周遊】8時間:お1人280ユーロ(2名参加の場合)・お1人160ユーロ(4名参加の場合)、10時間:お1人340ユーロ(2名参加の場合)・お1人190ユーロ(4名参加の場合)。フィレンツェからのハイヤー往復、フィレンツェからの日本語通訳アテンド、ワインテイスティング、ぶどう畑・ワイナリーの見学を含みます(ランチ、入場料の発生する場所に入場ご希望の場合の入場料は別途実費、通訳のランチ代・入場料もご負担をお願い致します)

フィレンツェ以外の発着、人数がこれより多い場合など、 こちら よりお問い合わせください。