マレンマ地方モンテメラーノ近郊「Verdiana」で、自家製野菜の創作料理を味わう

今年はどうもマレンマに縁があるようで、この夏はお仕事でマレンマに行ってきました。ある日のランチ、どこへ行こう・・・と迷った際、知り合いに教えてもらって向かったのがここ。「イタリアの美しい村」にも選ばれている小さな村・モンテメラーノから車ですぐ、他には何もない県道の脇にあります。開店より少し早めに着いたので、お店の柱廊スペースで待っていたら、オーナーさんが収穫した野菜の籠をもって帰ってきた~こういうの大好き&期待が高まります。

天気もよかったので、通してもらったのはテラス席。田舎にありますが、雰囲気もテーブルセットもちょっとエレガントなかんっじです。それでもスタッフは皆さん気さくで、メニューも丁寧に説明してくれます。そして、まず出てきたのがこのお通し。グリーントマトのシャーベット!

甘酸っぱさの中に、少しコショウが効いていてとても美味!もっとがっつり食べたいくらいでしたが、こういうのはがっつり食べるものではないのでしょう(笑)。一方、がっつりいけるのは、焼きたてのジャガイモ入りのパン。これも美味しくて食べ過ぎそうになりましたが、これはお腹にたまるので危険!てことで、ほどほどにし、お料理を待つことに。

オーダーは3皿をシェアで。まずは、どどん!と出てきたのは、猪のポルペットーネ・・・確か名前は違ったはずですが(思い出せない)、猪のペーストを型に入れてオーブンで焼いたものです。猪がこれほど上品になるのか!というまろやかな舌触りと味。添えてあったジャムとも相性抜群でした。

続いては、スタッフから勧められた、朝に収穫したフレッシュズッキーニのカンネッローネ、サフランソース。もちろんパスタも手打ちなので、口の中で全てが溶けるほど!自家菜園の採れたてってだけあって、ズッキーニの味も濃い!

最後は、アックアコッタ。これはシエナ県・グロッセート県など、トスカーナ南部の郷土料理です。玉ねぎ、にんじん、セロリなどの香味野菜と固くなったパンを煮込み、最後は唯一のエネルギー源となる卵を落としたという貧しい農民の料理。私はばーちゃんの手作りアックアコッタしか食べたことなく、なかなかレストランでも見かける料理ではないので、今回オーダーしてみました。基本ばーちゃんのと同じで、野菜の味がぎゅー――っと詰まった滋味あふれる一品。話を聞いてみると、やはりコックさんのおばあちゃん直伝のレシピでした。

お腹いっぱいだったのですが、ついつい美味しそうでデザートを・・・頼んだのは梨のワイン煮のパイ包み・チョコレートかけ・・・分かります?パイがキャンディの形に包んであるんです。こういった盛り付けの遊び心も、茶目っ気たっぷりで楽しい

クライアントさんにご馳走になったのでお会計は不明ですが、雰囲気といい、お料理といい、とっても素敵なトラットリア。この地方で食事する機会があれば、また絶対行きたい場所です。

基本情報

Trattoria Verdiana
Via Ponticello, Manciano
+39-0564-602576

営業時間:木~火、12:30 – 12:45&19:30 – 0:00
水曜定休

※ 近くには「イタリアの美しい村」にも選ばれているモンテメラーノ、「世界一美しい天然温泉」であるサトゥルニアのムリ―ノの滝があります。これらに来られる方は、ぜひ!

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