先日収穫した、我が家のブドウ。そのまま食べる以外、今回チャレンジしてみたのが、ブドウによる天然酵母作り。タイムリーに友人のAkaneさんが投稿していたんです。Akaneさんはミラノなどで活躍する日本料理の先生で、かつご自宅のモデナではバルサミコ酢を醸造されている、まさにブドウのプロ!彼女のお話を聞くまで、ブドウの皮の表面にある白いもんが、酵母になるとは知らなかった!!そして1年前に大マイブームだった天然酵母パン、これでやってみたい!!と思ったわけでございます。もちろんスーパーで買った得体のしれないブドウでなく、農薬などを使ってないブドウに限りますよ。
Akane先生の指導に基づき、ブドウを洗わないでつぶす。当然だけど最初は何も変化なし。忘れてるくらいでいいよ!と先生は言うけれど、いつ酵母が働きだすのかな?と実験をしている小学生のようにワクワク!キッチンに行くたびにブドウの様子を見に行く私。皮が浮いてきたくらいで何も変化はなかったのだけど、ついに4日目・・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
私、何もしてないんですよ?それでも菌は生きている!すごいシュワシュワ!!
そして5日目、これを濾したものと小麦粉を混ぜる!当然ながら、混ぜた当初も、数時間後も変化はなし・・・ま、一晩待ちましょう・・・と翌朝見てみると、かさが約2倍+発酵してる証拠!の気泡がたくさん!そしてさらに翌日の朝は更に倍!この日は外出でパンを焼く時間がなかったので、更に翌日へ持ちこし。この日の酵母は、じゃじゃじゃーん!
あとは、1年前に小麦粉から起こした天然酵母でしていた頃と同じ手順で。天然酵母パン焼く友人数人の意見を取り入れつつ、うまくいくようになったやり方で。これってホント、マニュアルじゃなくてやりながら覚えていくもの。そうすると、1年経った今でもイメージがよみがえって思い出せる。
一次発酵後、二次発酵前。ふっかふか!エエ感じや( ̄▽ ̄)
しかし結果は・・・上にメリメリこずに、パックマンになってしまいましたが(これも経験済み・笑)、美味しく焼けました!今まで一番難しいと言われてるのに小麦から酵母起こしたのは、今まで食べた果物で起こした天然酵母パンの酸味が好きじゃなかったから。今回のブドウはそんなことはなく、ほんのりと甘い優しい味。
それならば、金夜定番のピッツァも全部天然酵母で!
子供たちのおやつのスキアッチャータ(フォッカッチャ)も!
これから粉にまみれた&パン系消費の激しい毎日になりそうです(笑)