自然に抱かれて極上のリラックス!テルメ付きビオダイナミックのアグリツーリズモ

先日こんな記事を書きましたが、比較的温かい「温泉宿」をトスカーナでも発見しました!しかもただテルメ、だけを楽しむのではありません。ここは、ビオダイナミック農法を営むアグリツーリズモ。森の中に佇む、部屋にはTVもWifiもない、自然のゆりかごに抱かれてその大地の恵みを存分に享受する、というオーナーの哲学が徹底されたアグリツーリズモなのです。源泉の発見は偶然の賜物なのですが、ビオダイナミックの農法の哲学そのまま、そこにある自然にリスペクトし調和するように建てられた施設。

私が行ったのは11月後半で小雨も降っていたので、まずはTOP写真の室内からスタート。源泉は51度で、室内の湯温は38度、日本の温泉と同等とはいかずも、それほど大きい施設ではないからか適度な温度で逆にゆっくり浸かっていられ、ジャグジーコーナーでくつろいだりしている間にポカポカ全身が温まってきますただし宿からは最長でも15分浸かったら一度出るようにアドバイス、とはいえ、きっと浸かるのに慣れていないイタリア人がのぼせないようにでしょう。一度温まったら、端にある通路より外の温泉にも出てみましょう~お湯に入りながら&すでに体が温まっているので、それほど寒くありません。

こちらもジャグジーコーナー、打たせ湯あり。そして小さな段々の石の浴槽を下って行くと段々湯温が下がり、最後のプールでは22~25度に・・・私は徐々に下に下がりましたが、最後のプールに足の先を入れた時点で「ひょえ!!」となり退散(苦笑)そこで独占状態で泳いでいるイタリア人女性がいましたが、さすがに彼女1人でした。

テルメでは、受付時に鍵と一緒にもらえる木のボールをカウンターに出すと、ヨーグルト、マチェドニア(フルーツポンチ)などのデザートがもらえ、その他、水とハーブティーはセルフでいつでも飲むことができます。また、サウナ2種、打たせ湯などもあり、別料金で各種マッサージも。マッサージに使用するのは、アグリツーリズモが生産するハーブなどをベースにした特製トリートメントです。

さて、ここのもう1つのお楽しみは、併設レストランでの食事。石造りの昔の農家を改装したものですが、自然のものを利用したとても洒落たインテリア~中央には使い古した大鍋、各テーブルの上にあるのは木の幹を使った照明。そして暖炉・・・冬の田舎滞在でも、テルメでのんびり、そしてほっこりとこんな環境で滋養ある食事ができるなら、十分来る価値がありそうです。

食事は宿泊料金とセットになっており、その日のメニューから前菜、プリモ、メイン、デザートまでのフルコース。ほぼ全ての食材がこのアグリツーリズモの生産品となっています。この日の私の前菜は、ポロネギのフランにカリカリパンチェッタ、そして赤玉ねぎのジャム・・・もちろん1つ1つが美味しいのですが、一緒に食べると3倍、いや3乗でさらに美味しくなります!

そしてこちらは、ここのリピーターである友人の前菜~今や希少な土着牛であるマレンマ牛のタルタル!こちらも添えられたケッパー・生赤玉ねぎともぴったり。環境だけれはなく、お皿の上での味の調和にもとことんこだわったお料理です。

プリモはサフランのニョッキにホワイトラグー(トマトの入らないミートソース)。ひき肉は牛ではなく、シエナ特産の高級豚・チンタ、そこにローズマリーなどのハーブがたくさん入ったパンチの効いたソースになっています。それがデリケートなニョッキに絡まって口の中で旨味がじゅわ~っと・・・他のお料理の続きは、下のギャラリーをご覧ください。

そして朝ごはんはこんな感じ。焼き菓子セット、ヨーグルト、クロスタータ、フルーツから好きなものを選べます(2つでも3つでも)こちらもアグリツーリズモの食材を作った自家製のものばかり、ついつい朝から食べ過ぎてしまいます。

宿の紹介なのに、何故か最後になってしまいましたが、お部屋はこんな感じ。レセプションのお兄ちゃんが「実は僕のお気に入りの部屋なんだよ」と通してくれた、その名も「ルネッサンス」!一面は外壁と同じ石が丸出しの壁、もう一方はカラシ色で色彩テラコッタ。そしてベッドヘッドや物置は天然木・・・なんか全てが調和していて、美しくて、外に出ずにここでまったりしていたいくらい。そして、到着日は霧で何も見えなかったのですが、朝起きてカーテンを開けると、こんな絶景が―――!!

そして、チェックアウト前に少しだけ敷地内を散歩。ここはワインやオリーブオイルも作ってるのでブドウ畑&オリーブ畑もあり、牛などの動物もあり、ビオダイナミック農家にかかせない糞の山もあり(笑)、時間がある人は、半日くらいここの農家の日々の営みを見ながらゆっくりするのも良いですね。

テルメ、ビオの朝夕の食事、宿泊をこの環境で・・・これで1泊120ユーロ~(ローシーズン平日)とは、安い!と言うのが私の感想。観光客はほとんどおらず、週末は冬でも宿泊&テルメのビジターでいっぱいだそうなので、おススメはやはりイタリアのバカンスシーズンをはずした平日ですね。当然車でしか行けないので、フィレンツェで1泊2日、あるいはローマ⇔フィレンツェ間の移動の真ん中に1泊して、その道中を観光しながらハイヤーで周るのがおススメです!

ギャラリー(クリックすると拡大します)
フィレンツェ発着1泊2日ハイヤーツアー

【1日目】エトルリア海岸の村やボルゲリのワイナリーなど、16時にはチェックイン。テルメと食事をゆったり楽しんで下さい。
【2日目】オルチャ渓谷へ抜け、オルチャ渓谷エリアの村や修道院、要塞などを巡り、フィレンツェへ。

お2人参加でおおよそ1人・700ユーロ(ハイヤー代、1泊2日食付き)~どこに行くか&拘束時間により値段は上下しますので、コーディネイトまでまるっとお任せください。アテンドをご希望の方は、1泊2日でおおよそ250ユーロアップ(お1人あたり)です。当然、人数が増えると割安になります!

※ローマに行かれる方は、マレンマ地方の海側・山側どちらかを組み合わせ、ローマまであるいは最寄り駅(オルベテッロ・スカーロまたはキウージ、オルヴィエート駅)までの送迎も可能です。

お問合せ&お申し込みは、こちら

人気ブログランキングへ
イタリア情報ブログランキング

関連記事

  1. イタリア旅行で「アパート滞在」を強くおススメする理由

  2. スヴェレート、海の香漂うおだやかな「イタリアで最も美しい村」

  3. 絶景&美食!マレンマ周遊の起点に最適、コスパ抜群のアグリツーリズモ

  4. 崩壊した要塞が絶景ポイント!カンピリア・マリッティマ

  5. オルチャ渓谷のロッカドルチャ、可愛いB&Bとレストランで料理教室

  6. トスカーナ北部の田舎で「自然農法」農家視察プログラム

  1. 簡単!いろんな効果!良いことづくしの「自家製フレッシュハーブテ…

    2019.10.20

  2. 【フィレンツェの素敵な通り】Via Posta Rossa ポルタ・ロッサ通り

    2019.10.19

  3. メインにも、付け合せにも!白いんげん豆のウッチェッレット

    2019.10.18

  4. トスカーナ北部の田舎で「自然農法」農家視察プログラム

    2019.10.17

  5. 「作り置き」と「書き溜め」は、兼業主婦ブロガーを救う!笑

    2019.10.16

  1. 久々のスタジアム観戦「フィオレンティーナVSガラタサライ」

    2019.08.13

  2. 走行中の車窓からの撮影テクニックと、画像処理の方法

    2018.08.05

  3. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディコーファニの要塞

    2018.04.01

  4. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  5. 食材ほとんどが自家製!フィレンツェ北部の田舎でマンマの料理レッ…

    2018.02.01

Copyrighted Image