ハーフの子供&バイリンガルの子供を持ち、外国に住む日本人親の悩みの1つが、子供の日本語の勉強、ではないでしょうか?いかに興味を持ってもらうか?いかに続けてもらうか?いかにイヤイヤにならないか?幼い頃、大きくなった後も、その時々でいろんな悩みや葛藤に悩まされると思います・・・かくいう私もその1人。うちは生まれた頃から私は日本語オンリーで話し、幼稚園から毎週土曜にフィレンツェの日本語教室に通わせています。今のところ、なんとか日本語とイタリア語、いやベタベタ関西弁とベタベタフィレンツェ弁のバイリンガルですが、日本語の勉強については、やはり喜んでやる、というよりも、仕方なくやる、という感じ・・・やはり義務やイヤイヤでなく、何かモチベーションがあればいいのに・・・と思う中、小4の次男から、2か月ほど前に年明けにこんな言葉が!
「今な、Eに日本語教えてるねん。インプリヴァート(プライベート)やから1ユーロやねん。」
(お金とるんか!!Σ( ̄ロ ̄lll)・・・母の説得?により無料になりましたが)
なんかその様子を語る次男が、なんとも誇らしげで・・・そういえば昔、長男もクラスメイトに名前書いて嬉しそうにしてたよな・・・そう、日本語を知ってる喜び、そして続けるモチベーションになるのなら、何でもよいんです。単に「かっこいい」「ドヤ顔できる」「モテる」だって何でも。
それから日がたち・・・次男「も~トロッポインペニャート(忙しすぎる)やねん」と、ため息。どうしたのかと聞いてみたら、日本語習いたいクラスメイトが増えたらしいのだけど・・・
12人!!!!!
いやぁ、スゴイ。ていうか、爆笑!!私も次男もここまでは想像してなかった!しかも次男に対抗して?モロッコ移民の女の子もフランス語始めたり、ルーマニア母の男の子がルーマニア語を始めて移動した子もいたそうだけど、結局日本語に戻ってきたらしい。1人1人ノートを持たせて、ひらがなのあいうえおから開始、休み時間にやって、次男が添削してるらしい。ある子のママ友の話によると、その子の息子が言うに次男は「かなり厳しい」らしい!!・・・しかし、ひらがな終ったらどうするんの?結構忘れてるカタカナ?アンタも勉強せんと、教えられなくなるで!土曜日の宿題もしてへんやん!・・・「えへへへへ~滝汗」やないで、ホンマに。まぁこんなやりとりも楽しく、嬉しく。次男自身の日本語も、教える日本語も、長く続けられたらいいな、と思う母でした。