イタリアの学校制度は、小学校5年・中学校3年・高校5年の5・3・5、高校を卒業するのは日本より1年遅い19才・・・あ、9月始まり6月終わりなので、そう考えると3か月遅いだけか。今、日本ではまだ中1が始まったばかりのうちの長男も、イタリアでは中2を終えようとしています。
小学校&中学校は似たり寄ったりかもしれないけれど、かなり違うのが高校。日本だと8割くらいが普通高校ですが、こちらは大きく分けても高等学校、技術高等学校、職業高等学校の3種類があり、そこからさらに細分化され、高等学校だけでもクラッシコ(ギリシャ語やラテン語など古典あり)、理系、語学系、ホテル・飲食系、芸術・・・その中でもフランス語などの外国語での授業も行いその国の高校卒業資格もとれる学校や、ITに特化したものなど、同じカテゴリーの学校でも特徴がいろいろあるのです。全てのコースを数えると、なんと70コース😮😮😮
その中から自分が興味ある学校、更にコースを13才で決断しなければならないとは、なんと過酷・・・実際、決められずに不本意な決断をせざるを得ず、入ってから後悔・退学というケースが多いため、この時期から早めにオリエンテーションしよう、と言う事になったそうです。私はもちろん経験ないし、ダンナが高校の時代からもいろいろ大きく変わっていて、親もどんな学校があるのか知るのも一苦労。しかし、この日は中学の進路担当の先生だけでなく、進路専門のカウンセラーの説明だっただけに、とても分かりやすかったです。先日のアニメ発表会の時も思ったけど、さすが「しゃべってなんぼの国」だけあって、しゃべりがホントうまい!親だけでなく子供も一緒だったんだけど(うちの子はサッカー練習で欠席)、下手すると寝そうな内容を例やユーモアを交えて軽快に進めていくのは、本当にお見事だわ〜。
・・・後は、これをどう長男にフィードバックするか?そして入学申し込みの来年1月までの半年間どうサポートするか?悩ましい日々が続きそうです。