長男が幼稚園年中から、毎年の日本帰省の最大の目的は 「息子たちを日本の学校に通わせる事」。長男も、初年度は泣いていた次男も、幼稚園はもちろん小学校も楽しく通っていますが 、今年、長男は大きな変化がありました。それは、中学校の入学。フィレンツェの日本語学校を卒業して3ヶ月、難しくなっていった勉強も中学校では尚更だし、周りの子供たちとの関係もお年頃だけに、小学生とは違うものがあるのでしょう。昨年の小学校終了時に「来年、中学に行く」と言っていた長男でしたが、実際に今年、入学手続きや制服などを借りに行く日は顔が強張り・・・。幸い、元気のいい中堅の男性教諭が担任で、彼が来た時に顔がパッと明るくなり、翌日から通いだしたのだけど・・・。
2日に1回は「だるい」「めんどくさい」「もう行きたくない」とごねる。とはいえ、行くように促すと行くし、最終的には皆勤だったので結果オーライかな、とは思うのだけど、なんかスッキリしない。長男のクローズな性格ゆえ、もしくはお年頃の周りのせいもあるだろうけど、友人はいないうえに 、勉強は難しい。部活も参加していたけど、期末テストや面談の不規則な時間割の日がどうなるのか?顧問やクラスのサッカー部の子に聞けばいいのに聞かないから、半分くらい行けなかったし・・・。
それでも、クラスのやんちゃな子の言動を笑いながら話してきたり、英語はクラスで1番だことや地理は欧州をやっていたのでよく分かったとか、授業のことも時々は報告してくれた。そして終業式前日の保護者参観のゲームイベントでは、楽しそうにやっていたので、なんだかんだ言って楽しんでんのかなーとも。そして、学校も終盤になり、「クラスみんなで写真が撮りたい」と言うので、ゲームイベント前に教室にお邪魔して写真を撮らせていただきました。ま 、写真撮りたいっていうことは、彼なりに感慨深いものがあったのかな?
終業式の後、別れる時に担任の先生が涙ぐんでいた事を恥ずかしそうに語った長男、さぁて 、来年も日本の中学校に行くのでしょうか?それは本人次第!という事で、私も来年が楽しみなような、怖いような(笑)