【東京イタリアロマ会】圧巻のコテコテロマーニャ&トスカーナ料理@ペペロッソさん

今年の日本滞在では、自分主催の大阪のトスカーナイベントの他に、東京のイベントにも招いて頂きました。主催はメディカルアロマ講師イタリアをイメージした美容製品を開発する(株)ファンファシノ代表の三田さん。三田さんが偶然知り合った、東京在住のイタリア人でおばさんが有名な薬草学者であるアレッサンドロと「イタリアロマ会」なるものをやっていたのですが、その2回目のゲストに呼んで頂いたのです。テーマはイタリアのアロマに加え、ロマーニャ・リミ二出身&日本在住のアレッサンドロと、「イタリアの州による違い」「イタリアと日本の違い」などをざっくばらんにお話ししてきました。今までは自分主催で自分がしゃべるだけだったけど、こういう会に招いて頂くのも、とても良い経験になりました。しかも満席、どころか増席までしてマックスの26名の方々に参加して頂き、感謝感激です!初めましての方もいましたが、私的には、関東在住の歴代おらが村のお客様が勢ぞろいして下さり、本当に感無量~だって、それほどロンダの滞在が楽しかった、てことですもん。

告知や集金などは主催の三田さんがまるごと引き受けて下さったんですが、ランチの料理にはこだわりたかったので、会場は三軒茶屋の「ペペロッソ」さんに私からお願いしました。会のテーマの1つがなんてったって「イタリアの州による違い」ですから、イタリアの複数州の郷土料理を作ってもらえるお店なんて、日本ではおそらくここだけ?でしょうから。そして実際にシェフの今井さんが熟考&提案して下さった、素晴らしいお料理の数々をここで紹介します!

前菜

左上より余計周りに、

  1. FICHI E PROSCIUTTO CRUDO(SAPORI TOSCANI)=イチヂクと生ハム(トスカーナの味)
  2. CONIGLIO IN PORCHETTA =ウサギのポルケッタ
  3. ALICI MARINATE=カタクチイワシのマリネ

有名な「メロンと生ハム」のように、フルーツ&塩気のあるものの組み合わせはよくあります。トスカーナでよあるのが、1.のイチヂクと生ハム(かサラミ)、そして梨とペコリーノチーズ。「しょっぱいものが甘みを引き立てる」、ゴールデンコンビです。実は私はイチヂクが小さい頃から苦手だったのですが、今回はせっかくなので・・・と、食べたら、なんと美味しい!!これで嫌いなモノ1つ克服したので、近所の野生のイチヂクに目を光らせておかなければ・・・(笑)。2.のウサギはイタリアではスーパーにも売ってるし、普通に食べられるもの。ただウサギ肉って鳥の胸肉と同じでパサパサしがち・・・が、こちらのは柔らかく絶品!そして3.のマリネ、と3種の味「甘い、しょっぱい、こってり、酸っぱい」が絶妙でした。

そして、私も初めて食べたロマ―ニャの食べ物がたくさん!こちらのスープはTARDURA ROMAGNOLA =ロマーニャのタルドゥーラ、と呼ばれるもの。見て、そして食べて、「パッサテッリ?(ロマーニャ~マルケなどアドリア海沿いのスープ)」と思ったのですが、やはり、ほぼ同じ?いろんな記述はありますが、パッサテッリはタルドゥーラのバリエーション、という位置づけのようです。私はマンマの姑がロマーニャ人だったため、マンマ作っているのを見た&食べたことがあるだけですが、シンプルなブロード(香味野菜と肉でとった出汁)に、卵・チーズ・パン粉を混ぜたものを茹でたものです。出汁がしみこんだこの生地がするっと口の中で解けて、本当にほっとする味。このパッサテッリの器具はマンマから1つ受け継いでいるので、今度習ったら、またこちらで紹介しますね。

プリモ

こちらは同じ名前の「ストロッツァ・プレ―ティ」、ロマーニャ版とトスカーナ版で!ストロッツァプレーティ(神父の首絞め)と恐ろしい名前のついたこのパスタは、イタリア各地に存在しますが、私がイメージするこのロマーニャ版。うにょうにょ、モチモチしたこんな形のパスタです。ロマーニャはやはり海沿いのエリアなので、合わせるソースはシャコ!シャコの出汁が濃厚で、パンチの効いたパスタでした。

そしてこちらが、トスカーナのストロッツァ・プレ―ティ。ストロッツァ・プレーティと聞いて、なぜ私がこれをイメージしないのか?というと、これはトスカーナの家庭では通称「ニューディ」と呼ばれているから。リコッタチーズにほうれん草、小麦粉を混ぜて団子状にしたものを茹で、定番のバターとセージのソースで。ちなみにこれは牛乳から作ったリコッタチーズ、そして昨年大阪のイベントで出してもらったのはマレンマ風の羊乳のリコッタチーズニューディの意味は「ヌード」、同じようにリコッタとほうれん草を具にしたラビオリに対し、パスタを脱いだ具だけなので、こう呼ばれています。今井さんがフィレンツェで習ったときは「これがで上手にできないと嫁にいけない」と教えてもらったそうですが、そう言われるのも分かるくらいこの団子の固さが難しいんですよ~小麦粉を多くしすぎると出来上がりがほわっと柔らかくならないし、少なくすると茹でる時にホロホロと崩れてしまうし・・・私もそれほど上手くないのですが、幸い嫁には行けました💦

そして、パスタのソースを最後まで「スカルペッタ」で食べて下さい!と出してくださったパンが、これまたエミリア・ロマーニャ・モデナの郷土パン、ティジェッラ。発酵させずに専用のフライパンで焼くのですが、このように焼き印が付くフライパンがあるんですね~見た目も楽しい!

デザート

こちらは、私も見たことも聞いたこともない、ロマーニャのお菓子、Bustrengo romagnolo(ブスティレンゴ・ロマニョーロ)。調べてみると、ロマーニャの中でもアレッサンドロの出身地であるリミニやチェゼーナ、サンマリノ共和国あたりの伝統菓子(そりゃ私は知らんわな💦)!基本は余った食材で、村や家庭によってバリエーションがたくさんあるそうですが、小麦粉・とうもろこし粉・卵などで作った生地の中に、ドライフルーツなど入れたもの。がっつりパワーの出そうな、そしてこの濃厚なメニューの最後を飾るにふさわしいドルチェでした!

今回、東京でのイベント参加は初めてだったのですが、大変盛況だったので、来年も同じくペペロッソさんで開催できたらなぁ~と思っております。また、「すぐになくなりますから、がっつり下さい!」と今井さんのご厚意に甘えて、セルフマガジン第二版「ディープに楽しむ、とっておきのトスカーナ」もがっつり置いて頂いています~ペペロッソさんのこだわりの郷土料理を食べて、こだわりのトスカーナ冊子もぜひお持ち帰りくださいね。

ご参加くださった皆さん、みたじゅん、アレッサンドロ、そして今井さんとペペロッソの皆さん、本当にありがとうございました!今度はトスカーナでお会いしましょう(笑)

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