フィレンツェ北部の「イタリアの美しい村」・パラッツォーロのアルベルゴ・ディフーゾ

フィレンツェ北部・トスカーナ州の北の端にある山の中の集落、パラッツォ―ロ・スル・セニオ。そんな村に、ミシュランガイド常連のレストランがある、1軒の宿泊施設があります。それは今、発祥であるイタリアはもちろん、日本でも注目を浴びつつある「アルベルゴ・ディフーゾ(分散した宿)」型の宿泊施設です。場所は旧市街の教会向かって右側の、石造りの3階縦の建物。1・2階はレセプションとレストラン、3階にダブルデラックスルーム&ジュニアスイートルームが5つ、向かいの建物にはスイートルーム2つ、また別の建物には4人まで宿泊できるキッチン付きアパートがあります。

素朴な外見の3つ星ホテルなのに、客室はモダンな高級ホテルそのもの!母屋のダブルルームはいずれも、白やベージュを基調とした優しい明るいコーディネイト。木製の家具が温かみを残す、洗練されたカントリースタイルで、いつまでのこの部屋でまったりしたくなるような部屋ばかりです。

一方、暖炉付きの居間があるスイートは、天井の梁や暖炉があるクラッシックテイストのカントリースタイル。ここはアルベルゴ・ディフーゾであるために後で建物の2階部分を購入&改装したもので、1階は店舗、3階は別の一般家庭が住んでいます。

母屋の2階、テラスからは裏に入ると、宿泊客専用のプールも完備!

新鮮な空気を吸いながら、心も体もリラックス

それぞれの部屋は、「MENTA(ミント)」、「LAMPONE(ラズベリー)」、「PRUGNOLO(プルニョーロ=中部で採れる野生のキノコ)」など、彼らもレストランで使用する植物やキノコの名前が付けられています。

さて、滞在のお楽しみの1つが、ミシュランガイド常連の併設レストランでの食事。1999年にオープンしてから、知る人ぞ知る小さな村の名店となっています。厨房のチーフは奥様のロベルタさん。そして厨房・ホール両方を支えるのが、経営者のエルコレさん。

まずは、サービスの食前酒と突き出し。この日はミントの入った白ワインに、同じくミント入りの卵焼き、今が旬の完熟イチジクと生ハムでした。いずれも素材の味を最大限に使った、優しいお味。それ以後は、「地元のおススメ料理で」とエルコレにお任せして、やってきたのがこの2皿。

揚げパンのフィカットレに、フレッシュチーズ(クレシェンティ―ナとラヴェジョーロ)、タンポポのジュレ、セイヨウカリンのジャム、トマトとケーパーのソースを挟んで頂きます・・・これだけでかなりお腹いっぱいになるので、食べ過ぎに注意!

手作りのリコッタチーズのニョッケッティは、キンセンカとハーブも美しい目にも楽しい一品。ハーブはオリガノ、タイム、フィノッキエットで、キンセンカの花びらも入ったトマトソースはとっても軽い。ここのお料理は本当にハーブや野草、市場には出回らないような果物などを取り入れ、見た目にも体にも良いものばかり!ハーブや野草の料理を学びたい方にもぴったりのレストランです。

また、オーナーのエルコレさんはアルベルゴ・ディフーゾ協会の副会長なので、アルベルゴ・ディフーゾについてや地域発展、持続可能な観光経済などについての興味がある方の視察にも適しています。今度ウェブマガジンに寄稿するためにお話しを伺ったのですが、とても熱心に語って頂き、この本に書いていた「地域のリーダー」というのはこういう人なんだなーと思いました。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

【料金】
デラックスルーム(2人)1泊朝食付き150ユーロ~スイートルーム(2人)1泊朝食付き190ユーロ、アパートタイプ(4人まで)1泊朝食付き160ユーロ
※予約状況によって価格変動あり
※1月6日~2月28日はクローズ

【アクティビティ】
生パスタ教室:原則16時~18時、完成したパスタをワインとともに頂きます。お1人25ユーロ。その他、レンタルマウンテンバイク、近辺のワイナリーやチーズ工房などの予約手配・送迎可能(いずれも有料)

【行き方】
フィレンツェSMN駅から直通電車で1時間15分、マッラーディ・パラッツォ―ロ駅下車、Colbus で30分(時刻表)。1日1~2本ですが、ロマーニャのファエンツアからも直通バスで1時間10分(時刻表)。マッラーディ・パラッツォ―ロ駅からは宿の送迎あり(往復50ユーロ)。電車の乗り方などについてはこちら、バスの乗り方などについてはこちら

お問合せ&お申し込みは、こちら

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