それは生活の活力になるから
それは他人のための時間も快く使えるから
いわゆる「1人の時間」というのは、いくらでもあるのです。私の場合は、次男を学校に送り届ける8時30分~長男が帰ってくる14時。でも平日毎日のその時間の大半、いや全ては、家事だったり、仕事だったり、いろんな雑用で終わってしまう。私の場合、時間が余ったとしてもついついブログの書きだめだとか、料理の作り置きをしてしまう。ま、それも自分のためだったり、好きなことではあるのですが、普段の生活ルーチンから抜け出しての「自分のためだけの」時間、ってやっぱり必要だなぁ~と思ったわけです。
それは先日、1人でフィレンツェに出かけた日のこと。せこい考え方ですが、フィレンツェに行くのは往復で10ユーロかかるし、滞在時間はたった5時間だし、何か用事がある時しか出ることはほとんどなかったんですね。でも、長―――い夏休みも終わったし、9月は大きな仕事もあったし。ちょうど久しぶりの友人からランチのお誘いもあったので、長男には自分でランチしてもらって、まずは行きたかったレオナルドの特別展へ。そしてこれも前から気になっていた店でランチ。たったこれだけでも、兼業主婦としては非日常の1日・・・たったこれだけでも、「よし、明日からまた日常がんばろー」て思えるし、他のことをやる時にやれメンドクサイ、やれ時間がない、とマイナスに感じなくなるんですよね。
なので、もし「何でも私ばっかり」とストレスが溜まっている人は、1日でも半日でも自分のためだけに使ってみると気分が変わりますよ。お店に入っても、今晩の献立にとか、子供の足りないものとかを無意識に探さないように(主婦あるある)