イタリアは夜上映ばかりのため、おらが村の映画館以外ではなかなか映画館に足を運ぶ機会がないのですが・・・この秋は見たい映画が2つも!それは、フィレンツェが生んだ2人のルネサンスの巨匠、と言えばもうお分かりですね?レオナルド・ダヴィンチとミケランジェロ。この2人の生涯を描いた映画があるのです。
レオナルド・ダヴィンチ、「IO, LEONARDO」
まずレオナルド・ダ・ヴィンチ。没後500周年記念で様々なイベントが行われていますが(12月15日まで開催中のフィレンツェSMN教会の「レオナルドと植物学」はこちら)、この映画もその一環なのでしょうね~「IO, LEONARDO」。ルカ・アルジェンタリオという、TV番組で一躍有名となった人気俳優さんです(私はそのTV見てないのでよく分かりませんが💦)
6月、通訳で同行したレオナルド関連の取材、そして先日TVで見たレオナルド特集でも言われていたけど、彼の唯一残る肖像画が高齢のものだったので、「レオナルド=髭のおじいちゃん」のイメージが定着していますが、若かりし頃はとても美男でオシャレだったとか。それをルカ・アルジェンタリオがどのように演じているのか・・・が!!余裕をかましてたら、すでに映画館での上映は終了したもよう(号泣)。インターネットかDVD、はたまたTV放送を探して待つしかありません・・・あ、おらが村の映画館は映画が遅れてやってくるので、もしかしたら見られるかも!?見られたら、またレポートしますね。
ミケランジェロ、「Il Peccato Il Furore di Michelangelo」
そしてもう1つは、ミケランジェロ。タイトルは「Il Peccato Il Furore di Michelangelo=罪、ミケランジェロの激情」。歴史を語る中でよく聞く話ですが、何だか穏やかそうなレオナルドとは違い、堅物で激しそうなミケランジェロを彷彿させるタイトルですね。だからこそ、製作が何年も続くような大作を何作も完成させることができた気がします。何故か製作はロシアの会社なので、下記の動画はロシア語(苦笑)。
撮影場所はフィレンツェはもちろん、大理石で有名なカッラーラなど。こちらは11月28日封切り予定ですので、忘れずに行かないと💦
フィレンツェにはダヴィデ像を始めミケランジェロの傑作がたくさん残っていますが、10代の作品や素描が残る「ブォナッロ―ティの家」にもぜひ足を運んでみて下さいね。