中学3年生の長男の高校選び
イタリアの高校は5年間の専門課程~長男の進学説明会に参加してきました
【イタリアの高校選び】高校選びも佳境?面談と高校のプレゼンテーション
にも書いてきましたが、中学校に高校がやってくる説明会だけでは分からないので、まず先週はフィレンツェの体育館であった40校ほどが集まる「高校フェスタ」へゆき、理系高校6校のカウンターで簡単な説明を聞き、パンフレットをもらってきました。それらで検討し、5校のオープンデイまたは個別見学をいつ行くか決めて予約、そのうち2校に行ってきたのです!
1つ目は金曜夜、フィレンツェの旧市街端にある大型校で、ランキングでも上位に入っている高校。シャキシャキした5年生がスタッフとなり、入るなり希望コースごとにガイドをつけてくれる。長男と友人2人、にぼーっとした田舎の中3男子は19才のおねーちゃんに連れられて、教室を周る。私たち母が入りすぎると自分たちで聞かなさそうなので、少し後ろに下がりつつ、あとに続く。
ヴォールト天井の美しい廊下、なんかTVドラマのよう!そして現役高校生の若さにドキドキし、ヒゲも生えたオッサンくさい男子が我が子の将来の姿を重ねて複雑な心境になりつつ、2つの校舎をはしご。ここは普通コース、適応コースの他、希望者は生体臨床医学の追加授業を受けることができる。こないだ医者にも興味あると突然言い出した長男(!)は、進んで生体臨床医学の教室で話しを聞いて満足そうだった。
そして翌日は、第一希望のおらが村とフィレンツェの間にある高校。こちらも田舎の高校なのにランキングでは上位。そして唯一「科学的に芸術を評価する」教科が追加されるコースがあり、長男も私も、かなり期待して行った。私は受け付けを終えたら外へ出てぶらぶら・・・学校の裏がこんなんなんて、のどかだわ(笑)
同じ理系でもコースごとに案内され、彼と同じコースを希望する子は、この日はもう1人だけ。その2人だけで1時間は美術の授業を受け、残り2時間は実際の授業に入ったんだとか!予想通り楽しかったらしく、なんかもうここに決まったっぽい(笑)。なんかドゥオモとストロッツィ財団ともコラボレーションがあり、5年生では後者でガイドとして実習も受けるだって・・・喋れない長男、大丈夫か!?ま、残り3つも行ってみて、最終的に確定すればいいかな・・・母の心配は尽きませんが、この高校選びでまた成長してくれるはず!