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ばーちゃん村 に行く時にいつも通るのに、「たいしたことないよ」とダンナが言うので15年行きそびれていたのがここ、 サン・クイーリコ・ドルチャ 。イースター休暇でばーちゃん村滞在時に「 アッバディア に散歩しに行こ」と言われ、「アッバディアはいつも行ってるから、今日はサン・クイーリコに!」と、やっとこさ連れてってもらえました。確かに、小さな村に行き慣れてる人にはコレ!といった大きなポイントはないのですが、シエナから ピエンツァ までを結ぶバスが通ってるため、ハイヤー を使わずに オルチャ渓谷 の村を訪ねてみたい! という方にはちょうど良いと思います。

 

こちらが旧市街の地図。私たちは左端のオレンジの←から中に入りました。この通りが旧市街を横断するメインストリート。

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すぐ左側に見えてきたのが、 サンタ・マリア・アッスンタ教会 (写真は後陣から撮影、正面の右側にお庭があります)こんな小さな旧市街なのに、教会が3つもあります!サン・クイーリコ・ドルチャは中世より、 フランチジェーナ街道を通る町 として、また ウンブリアやマルケの商人が通る町 として栄えていたそう。
そして更に直進して中間地点、右側に サン・フランチェスコ教会 があり、その前がメインの広場。

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この辺りは 完全に城壁 が残っています。この門を出るとすぐ右には駐車場と遊具付きの公園があるので、子連れの方は便利。一方、門を出る手前左側にも門構えを入ると庭園がありますので、ゆったりまったり、庭園を楽しめます。私たちが行ったのはイースター休暇中だったので多くのイタリア人がいましたよ。

 

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それから更にまっすぐ行くと、サン・クイーリコ・ドルチャのシンボル的な教会が見えてきます。3つの教会のうち、やっぱりこれが一番素敵でした。

コレッジャータ =(司教座聖堂はないが)聖堂参事会に管理される、この教会の起源は8世紀の教区教会。13世紀初頭にほぼ現在の姿になりましたが、その後も拡張が行われ、側面の正面に近い方の扉は、当時シエナのドゥオモ建設にも携わっていた彫刻家・ ジョヴァンニ・ピサーノ の手によるものです。

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あとは町をブラブラと散策・・・石造りの建物に飾ってある花、糸杉やオリーブに囲まれた城壁、可愛らしい町であることには間違いないのですが、 ここを訪れたいコレ!と言うポイントがありません (爆・・・唯一言うなら、コレッジャータかな?)。せっかく 風景が世界遺産のオルチャ渓谷 ド真ん中にありながら、町はそれほど高台にないせいなのか、景色を見渡せるパノラマポイントがないのも残念。同じオルチャなら、やっぱり王道でピエンツァ、要塞からオルチャが見渡せる ロッカ・ドルチャモンタルチーノ (ここはもちろん ワイン も!)や温泉地の バーニョ・ヴィニョーニ を、個人的にはおススメします。ただし、冒頭に書いたように バスのシエナ~ピエンツァ~モンテプルチャーノ路線にある ので、  車を使わず自分でオルチャを周るときに宿泊する  には良い町かもしれませんね。

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町の外、サン・クイーリコ・ドルチャ市内領域では、もしかしたら町そのものよりも有名なものが2つ。1つはこちら、オルチャ渓谷、いや トスカーナのシンボルにもなっているこの糸杉 。こちらはシエナからサン・クイーリコに向かう州道沿いにあります。

もう1つは、ヴィタレータ礼拝堂。こちらはサン・クイーリコからピエンツァに向かう県道から少し入った場所にあります。私もまだ行ったことがないので、次回 ばーちゃん村 に行く時は寄ってみたいです。

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※ シエナから Tiemme社のバスで直通約1時間 。シエナ発の時刻表は こちら 、シエナ行きの時刻表は こちら 。この路線では、 イタリアの最も美しい村 にも選ばれている ブォン・コンヴェント 、単独で世界遺産にもなっている ピエンツァ 、そしてワインでも有名な中規模の町・ モンテプルチャーノ を通り、本数は少ないですが観光に活用できそうな便利な路線です。

通常12月第一週の週末~8日の祝日にかけて 新オイル祭り があり、 トレーノ・ナトゥーラのプログラム にも入っています。