天才・レオナルドが生まれ育った小さな村、ヴィンチ

イタリア好きでなくても歴史や美術に興味がなくても、誰もが知っているルネサンスの天才・レオナルド・ダ・ヴィンチ。彼の生まれ故郷がこのヴィンチです。フィレンツェから電車とバスで1時間ちょっとのうえ、トスカーナの田舎風景も楽しめるので、フィレンツェからの日帰りトリップにもぴったり。村のテラスでは、黄金比率で知られる「ウィトルウィウス的人体図」のモニュメントが迎えてくれますよ。

一番の見所は、やはりレオナルド博物。1953年にIBM社がレオナルドの発明をモデル化したものをヴィンチ市に寄付したのが、ミュージアムの発端となったそうです。展示室は一階だけですが、所狭しと レオナルドのデッサンとそれを忠実に再現したモデル があります。レオナルドの発明品は本当に多岐にわたり、 機織から時計まで。美術だけでもすごいのに、その頭はどうなってるのか?あまりの天才ゆえ当時は変わり者だったかもしれませんね(笑)

同じチケットで、グイーディ家での展示室とその塔とパノラマテラスの入場もできます。こちらの展示室には、レオナルドのデッサンとそれを元に製作したモデルが60ほど。戦車や運河システム、さらに鳥の飛ぶ仕組みの研究や目の研究、さらには潜水服服と、こんなものまで!!と驚いてしまうものがいっぱい。美しい田園風景、村の様子が見える塔に上ることもお忘れなく!

そして、 サンタクローチェ教会。入って右側には1952年にレオナルド生誕500年記念の一環として作られた洗礼堂が。ここにある洗礼盤は、1452年4月16日、実際にレオナルドも洗礼を受けたもの!教会のオリジナルは1200年代ですが、現在見える姿は1925年から35年に行われた大規模な修復のものです。


ヴィンチ観光のメインはやっぱりミュージアムですが、自然と調和した村もとても可愛らしい。ちなみにレオナルドの生家はここから2キロほど離れたアンキーノという集落にあり、レオナルド博物館との共通チケットもありますよ。

フィレンツェ近郊(当時はフィエンツェ共和国)には、 中世・ルネサンスの重要人物の故郷が点在しています。ボッカチオの故郷・チェルタルドピエロ・デッラ・フランチェスカのサンセポルクロジョットのヴィッキオなど・・・イタリア芸術ファンの方はもちろん、小さな村訪問としてそれらを訪ね歩くのも良いですね。公共交通機関だけで行けますが、自分たちだけでは不安な方は、チェルタルドと組み合わせた通訳アテンド付き1日ツアーをご利用ください。

ギャラリー(写真をクリックすると拡大します)
基本情報

【観光協会】
Pro Loco Vinci

【行き方】
フィレンツェから直通電車で約30分、エンポリ下車。電車の乗り方などについては こちらをご覧ください。エンポリ駅前の +Bus の49番のバスで直通約25分、時刻表はこちら。バスの乗り方などについては こちらをご覧ください。ヴィンチ行きのバス停はエンポリ駅を出て左前にあります。オレンジのでなく青のバスですが、他の方面へも出てますので、乗る前に運転手さんに確認しましょう。バスの切符は駅構内のタバッキで買えます。丘の下にある新市街でなく、丘の上の旧市街で下車して下さいね。

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