フォトジェニックな広場に胸がときめく、カパルビオ

マレンマ地方は山側と海側2つのエリアに分けられますが、海側の美しい村がカパルビオ。私個人的には、どうして「イタリアの美しい村」に選ばれていないのか不思議なくらい、本当に素敵な村です。

旧市街は丘の上、車で行く場合は城壁外にある駐車場に車を停めましょう。それから城壁を沿って歩き、 ベルヴェデーレ広場にある門から旧市街に入ります。

ここは海を眺められる重要地だったのでしょう、今でも城塞の大部分が残っていて、旧市街の中にも要塞があり、歴史好きにはゾワゾワするポイントもいっぱい。時計塔のある2重の門を通過するのですが、おそらく何百年前から使用されている古い木製の扉があります。中世はこの扉を閉めて敵から町を守ったと思うと、何だか興奮しますね。

そこから路地をあてもなく進み、ぱっと開けてきたのがこのマジェンタ広場。

とにかく、どこを切り取っても絵になる、胸キュンの広場です。広場を取り囲むのはバールと市役所、そして一般家屋も。住んでる人も、花や雑貨を飾って本当に可愛く、ゴミ1つ落ちていない・・・皆に大事にされてる広場なんだなーと思います。そしてまた素晴らしいのが、 広場の一辺が城壁になっていて、階段を上って城壁の上を散策できるのです!

旧市街は海から少し内陸の丘の上にあるので、 近景は濃い緑、遠景にはティレニア海の青がずーっと見渡せます。ここから朝日や夕日を見る毎日を想像するだけで、夢心地になりますね。この城壁にも「11月通り」とちゃんと名前がついていて、村の4分の1周くらいをこの城壁でぐるり。幅は1人が通れるくらいの狭さで、壁の高さはそれほど高くないので、お子さん連れの方は注意が必要です。

旧市街の外からも、そして旧市街のどこにいても必ず見えるのは、アルドブランデスキの要塞です。アルドブランデスキとはマレンマアミアータ山の地域を中世に治めた貴族 。ピティリアーノソヴァーナ、サンタ・フィオーラ、スヴェレートなどの領主で、それらの町にも、彼この一族の名前のついた要塞や建物が残っています。その前にあるのはサン・ニコーラ教会、小さな教会ですが、14世紀のフレスコ画が見事です。

旧市街の中で他に大きな見どころはありませんが、こういった村の醍醐味は、あはり路地をブラブラ歩くこと。こういうアーチがいたるところにあって、その先には何があるのかな?といつまでも徘徊したくなりますね。そんな様子はギャラリーでぜひご覧くださいね。

マレンマ地方はローマ⇔フィレンツェの間にあるので、 ローマ入りしてマレンマ地方、そこからオルチャ渓谷を通ってフィレンツェ入り、にすると、移動も一緒にできるのでおススメですよ。

ギャラリー(写真をクリックすると拡大します)
基本情報

【観光協会】
Ufficio Turistico di Capalbio

【行き方】
フィレンツェからピサ乗り換えでカパルビオ駅まで3時間半。カパルビオ駅から旧市街はTiemme社のバス12番で約15分、あるいはグロッセート駅から40番で約1時間。時刻表:12番)オルベテッロ駅・カパルビオ駅→カパルビオカパルビオ→オルベテッロ駅・カパルビオ駅、40番)グロッセート駅→カパルビオグロッセート駅→カパルビオ駅。ただし、旧市街から駅までは通学用のバスで早朝1本しかないので、地元のタクシーを呼ぶか、ポルト・サント・ステーファノなどと組み合わせてハイヤーで周るのがベストです。電車の乗り方などは こちら 、バスの乗り方などは こちら 、ハイヤーについては こちら をご覧ください。

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