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イタリアでは年を通して様々なイベントがあるので、そのイベントを目的にプランを組むのも面白いと思います。そのためにトスカーナに来るほどの価値があるか?はそれぞれの価値観や好みによりますが、この モンテリッジョーニの中世祭り は個人的にはかなりおススメ!
中世祭り自体はイタリア各州各町でたくさん行われていますが、大半は7月~9月、その中でも モンテリッジョーニの中世祭りは3本指に入ると言われています。私も合計3回行ってますが、特に子供たちと一緒に行った2012年は楽しかった~!毎年、中で行われるパフォーマンスは変わると思うのですが、2012年の様子をお届けします。sP1070670

sP1070674モンテリッジョーニはフィレンツェーシエナ間の幹線道路から見える 丘の上の冠のように360度城壁に囲まれた村 です。車で到着するのは、城壁のすぐ下の大きな駐車場。
シエナ共和国により建てられたのが1214年~19年の間 だそうなので、 実に800年前の姿を今にとどめてる んですね~。平常はこの写真の一番奥の駐車場に数台止まってるだけなのに、この車の数!! この日は何人も駐車誘導人がいて、彼らの指示に従ってこの位置に無事に駐車。ちなみに祭り開始は17:00、私たちが到着したのは18:30頃でした。入口には無料簡易トイレも設置、もしもの場合の救急テントまであり、有名イベントだけあって イタリアらしからぬナイス・オーガナイズ!(笑)

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他の祭りと違うのは、 入場料もとられること(苦笑) 。しかし、BOX OFFICE(ぴあみたいな、コンサートやオペラなど各イベントのチケットオフィス)やCOOPFIRENZE(組合員割引あり)でも事前販売してるってことがすごい。それでも私達みたいに当日購入が大半なのか、ここにも列ができてました(ちなみにチケット販売カウンター横にも簡易トイレあり!)。日によって値段は違いますが、この日は土曜晩だけあって一番高く、 大人1人12ユーロ、ちなみに10歳以下の子供は無料

購入を済ませると、ボルゴの入り口の門(上の写真で塔に旗があるところ)でチケットを見せて入場~!

久々のモンテリッジョーニでもう1回行ってみたかったのは、 展望テラス! 最後に行った7~8年前にできていて、高いモン好き・初モノ好きの私は当然上った訳ですが、今回は人で賑わう様子もぜひ上から見てみたかった♪ 入口の門を通過してすぐ右に看板が出てるし、門くぐって右後ろみたらテラスがあるのですぐ分かります。普段は登るのにお金いるけど(7~8年前は確か1.5ユーロ)、今回は入場料も払ってるからかフリ~。

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しかし、全然覚えてなかったけど、 こんなに透け透けなんやったっけ? (写真右が下から撮ったところ)階段でもちょっと怖い・・・と思ってたんですが、テラス部分に行くとますます怖い。しかも、結構キシキシゆうてる し・・・ってことで、高さはそれほどないものの、透け透け度&キシキシ度から言って、高所恐怖症の方には絶対おススメできません。
でもその怖さを克服すれば、絶景が見えますよ~♪
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いつもはのんびりのボルゴも、今日はこの賑わい!
輪ができているので、何かやってるはず!はやる気持ちを抑え、まずは 通貨の両替 へ。

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というのは、この 祭りの日だけ流通する通貨“グロッソ” があり、屋台ではこの通貨しか使えません(普通の店・レストランはユーロが使えます)。とりあえず10ユーロ交換。あるのは5グロッソ、2グロッソ、1グロッソと3枚の硬貨だけで、一番大きいのが5、小さいのが1、金色が5と1で、銅色なのが2です。デザインは皆同じで、片側に塔のデザインがあります。レートは単順に 1ユーロ=1グロッソ
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広場ではちょうど 鷹匠のショー をやってる最中で、さっき上ったテラスから鷹を放しているところでした。最初は舞台の上に男性の鷹匠がいたのですが、全然飛び立とうとせず、女性の鷹匠に交代するやいなや・・・

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見事な飛行で腕に到着 ・・・この鷹、間違いなくオスやな(笑)

ショーは大成功、うちの息子たちも拍手で大喜び、もちろん大人の観客も拍手喝采&写真パシャパシャで鷹も鷹匠も鼻高々。いや~しかし、 子連れでも楽しめるイベントってやっぱり大事 。子連れファミリーもいっぱい来てましたよ。
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こういったショーだけでなく、ボルゴ中にあるのが 昔ながらのモノを売る屋台 。売るだけじゃなくて、この靴屋さんみたいに、職人さんが作ってるところも見られたりします。こういった屋台で売られているもので、女の子には藁で作られた花冠、男の子には木製の盾と剣が大人気♪

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屋台だけでなく、道すがら昔の生活の様子を住民の方が伝えてくれます。家先で飼われているロバ、共同洗濯場、小麦を臼でひいたりも。

ボルゴをさっと半周して広場に帰ってくると、 ますますスゴイ熱気!!

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sP1070738長男がお腹すいた~と言いだしたので時計を見ると、もう19時半!ならば 広場にある屋台でショーを見ながらご飯 に決定!ここでさっき両替したグロッソ硬貨を使って、前菜ミックスと息子たち大好物のクロスティーニを更に単品で、大人はポルケッタ(子ブタの丸焼)のパニーニにしました(こそっと私だけ赤ワインも・笑)

sP1070740かわいいのがコップ!こういうイベントだからプラスチックのものかと思いきや、味のある焼き物で、ちゃんとイベントの名前とシンボル付き★

しかし、人が多すぎて、ご飯食べながらショーを見る、なんて優雅なことは無理でした(爆)。

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そして楽しそうな音楽が鳴ったと思ったら、教会の横から背高のっぽの人たちが出てきました~(これだけはかろうじて見えた)

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しかし、ここのお祭りは有料だけあり、こういった ショーが途切れることなく 、どころか壁に囲まれた小さな町のあちこちで いろんな出し物が同時進行 しているほどで、全く飽きることがありません。9年前に行った時は、ミニ演劇や迫力満点の騎士同士の戦い、火を噴いたりするマジックショーがありました。今回は子供たち同伴なので、1つのところにとどまれるか心配だったのですが、そんな心配は無用、少なくとも長男(当時5歳)は目をキラキラさせて集中して見ていて、終わると拍手喝采!

さてご飯を終えると、席を立ってすぐそばから聞こえる音楽の方へ。 昔の楽器?を使った4人組バンドの生演奏!

バンドは4人、それぞれ手に楽器を持って演奏していますが、それぞれ 腰や足に鈴のついたベルト をつけていて、リズムをとりながら鈴でも演奏!タンバリンのお姉さんは、輪になって見ている観客から子供たちを誘って、手をつないでいきます。

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この演奏、なんだか 圧倒されるほどパワー を感じて、私もかなりひきこまれて足でリズムをとりながら見入ってしまいました。音楽の好きなうちの長男も真剣に見入っていて、演奏が終わった時は他の観客とともに大喝采!本当に素敵なショーを見せてもらいました!!

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そうしているうちに夕暮れ・・・と言っても、サマータイムなのでこの写真で19時半くらい。

 

sP1070793夕焼けを見ようと、反対側の門へ行ったのですが、こちら側にも展望テラスができていることが発覚!・・・が、ここは閉まっていました、残念。その下くらいにもともとあった石垣?の上に作られた芝生スペースを見つけて、息子らを少し放牧(笑)すると、 煙とともに美味しそうな匂い が!さっき食べたところ、実はポルケッタの塩がきつすぎて満足度低かったので、 もっと周って他を見ればよかったー!!! と大後悔(食への執念・爆)。上から食べているところを見てると、絶対こっちのほうがメニュー的にも雰囲気的にも美味しそうでした。ここ以外にも全部で5個所ほど外で食べるところもあるし、普通に中で食べるレストランも3軒ほどあるので、まずはチェックです!!

こういうお祭りのもう1つの楽しみは 美男美女チェーック♪裏から始まったバンドにいた唯一の少年&ショーに出る人たちも、ショー以外はおしゃべりしたり、屋台でご飯食べてたり。

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屋台の売り子のお姉さんも美しく、別のバンドの太鼓青年2人もりりしい。

くるりと回ってメインの広場に戻ると、裏から出発していたバンドが古い井戸を囲んで位置に着き・・・

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古井戸も舞台となり、 幻想的なショー の始まり。ちょうど薄暗くなってきて、いろんな色にライトアップされた塔で雰囲気もぐぐっとUP!!下2つの写真を見比べれば分かりますが、色が変わっていきます。

 

しかし、もう1つ向こう側に人だかりを発見!上のショーが少し長かったので、隣に移動すると、 貴婦人の格好をした女性たちのダンスショー 。これが美しくて優雅で・・・女の私でも惚れ惚れ。それぞれの衣装も違い、結構凝ってるし。1人で踊ったり、数人で踊ったり、扇子やランプなど小物を持って踊ったり、なかなか見飽きることもありません。8人は皆20~30歳くらいの若い女性だけど、明らかに1人だけ50~60歳のおばさんが・・・しかし、ダンスがすごく上手!きっと先生?

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そんなこんなしてるうちにやっと真っ暗に、しかし 祭りは更に盛り上がる! まだまだ、といきたいところですが、時間は22時半、さすがに息子たちもお疲れモードだったのでここで帰ることにしました。

最後、出口にいた 騎士のお兄さんが子供たちに剣を持たせてくれていた のを、じーっと見て離れない長男・・・すごく恥ずかしがり屋だけど、持ちたい?と聞くと静かに頷いたので、剣を持たせてもらって記念撮影。めっちゃくちゃ真顔でしたが、本当に嬉しそうでした。

 

ここの 住民が主催者だと思いますが、皆さんサービス精神旺盛 なのが嬉しい♪  私の印象では住民はもちろん、 今は都会に住んでいるココ出身の若者がこの祭りのために帰ってきてる んかな~(岸和田のだんじりみたいな・笑)と思います。

Monteriggioni di Torri si corona la Festa Medievale
2016年の開催は7月8・9・10日、15・16・17日。チケットは前売り他、現地(16:30~)で販売。プログラム、チケット料金などは上記リンク参照下さい。 祭りが始まるのは17:00~ 、夜は更に盛り上がるので、レンタカーで行くか、 ハイヤーで行くか、タクシーを頼む(シエナタクシー)か、モンテリッジョーニ内のホテルに宿泊するのがベター。本数は少ないですが、サンジミニャーノ~ポッジボンシ駅~シエナを結ぶバスでモンテリッジョーニに止まるものもあります(Tiemmeバス: シエナ発時刻表 、 シエナ着時刻表  )