モンテリッジョーニの中世祭り、城壁に囲まれた村が中世にタイムスリップ!

中世祭りは夏を中心にイタリア各地でたくさん行われていますが、その中でもモンテリッジョーニの中世祭りは、3本指に入る規模と言われています。毎年、中で行われるパフォーマンスは変わると思うのですが、2012年の写真でお届けします!

モンテリッジョーニは、丘の上の冠のように360度城壁に囲まれた村で、フィレンツェーシエナ間の幹線道路からぽっかり浮かんで見えます。シエナ共和国により建てられたのが1214年~19年の間だそうなので、 実に800年前の姿を今にとどめてる んですね。村の下に駐車場があり、平常は一番奥の列に数台止まってるだけですが、さすがにこの中世祭りの日はすごい車で、何人も駐車誘導人がいるほど。

このお祭りへの入場は有料で、BOX OFFICE(ぴあみたいな、コンサートやオペラなど各イベントのチケットオフィス)やCOOP・FIRENZE(組合員割引あり)でも事前販売していますが、当日購入の人が大半なのか、チケット販売ブースにも列が!日によって値段は違いますが、土曜日の晩が一番高いです。

まずは門をくぐってすぐ右にある、城壁にある展望テラスに上ってみましょう。

ここは高さ的にはどうってことないのですが、階段、テラスとも格子で透けて見えるので、高所恐怖症の方には絶対おススメできません。でもその怖さを克服すれば、盛り上がる村の様子、そして奥には田園風景のパノラマを堪能できます。

それからやることは、通貨の両替!

というのは、この 祭りの日だけ流通する通貨「グロッソ」があり、屋台ではこの通貨しか使えません(普通の店・レストランはユーロが使えます)。あるのは5グロッソ、2グロッソ、1グロッソと3枚の硬貨だけで、一番大きいのが5、小さいのが1、金色が5と1で、銅色なのが2です。デザインは皆同じで、片側に塔のデザインがあります。レートは単順に1ユーロ=1グロッソ 。

村内のあちこちでショーをやっていますが、メインはやはり中心の広場。広い広場のあちこちの一角で同時進行しているので、好みの催しを見つけて輪に入り込みましょう。

例えば、鷹匠のショーや

生バンドの演奏、観衆も巻き込んですごい盛り上がりです。

幻想的なショーに

貴婦人のダンス。

ここのお祭りは有料だけあり、こういったショーが途切れることなく、どころか壁に囲まれた村のあちこちで様々な出し物が同時進行しており、全く飽きることがありません。

またショーだけでなく、 昔ながらのモノを売る屋台もたくさん出ています 。

売るだけじゃなくて、この靴屋さんみたいに、職人さんが作ってるところも見られるのが楽しい。家族連れに人気は、女の子には藁で作られた花冠、男の子には甲冑や盾、剣などの武器!実際に売れているのは、木製のおもちゃでしたが。

屋台だけでなく、道すがら昔の生活の様子を住民の方が伝えてくれます。家先で飼われているロバ、共同洗濯場、小麦を臼でひいたりも・・・まさに村中すべてが中世にタイムスリップしたかのようです。 

レストランもありますが、やはり食事も屋台で食べるのが楽しいですね。屋台によってメニューが違う&時間帯によっては満席なので、いろいろと回ってみてくださいね。やはり混んでいたのはメインの広場で、ショーを見ながら食べたいとみな思うのでしょうが、人の垣根でほとんど見られません!

こういうお祭りのもう1つの楽しみは 美男美女チェック!中世の装束を着ていて、それだけでもう格好いいのですが、見ているだけでうっとり・・・そして美男美女だけでなく、とにかく主催者側の人は、皆さんサービス精神旺盛で盛り上げ方をよく知っています。大人も子供も、男性も女性も、しばし非現実な空間で時を忘れてしまうほど、誰もが楽しめるお祭りですよ。

ギャラリー(写真をクリックすると拡大します)
基本情報

Monteriggioni di Torri si corona la Festa Medievale
例年7月の1~2週目の金・土・日。チケットは前売り他、現地(16:30~)で販売。プログラム、チケット料金などは上記リンク参照下さい。

【行き方】
バスも通っていますが、お祭りの時間内でバスでは行けません。お祭りが始まるのは17:00~ 、夜は更に盛り上がるので、レンタカーで行くか、 ハイヤーで行くか、タクシーを頼む(シエナタクシー)か、モンテリッジョーニ内のホテルに宿泊するかがベターです。ハイヤーについてはこちら

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